超音速ビジネスジェットの開発を手がけるアエリオンは2020年7月8日(水)、AS2超音速ビジネスジェットについてカーボンニュートラルを目指すと発表しました。カーボンエンジニアリング(CE)が協力し、CEが大気、水、クリーンな電力の二酸化炭素を回収して合成燃料を生成し、AS2の燃料とすることを目指し、これを実現する方法を模索する覚書(MOU)を締結しました。
今回の提携で、気候とエネルギーの課題へ取り組みながら、モビリティと持続可能なエネルギー、2つのテクノロジー・イノベーションに挑戦し、未来のクリーンエネルギーによる輸送ネットワークを構築するという共通の目標に向けて前進します。
この契約を通じ、アエリオンとCEは共同で、搭載するジェットエンジンを合成燃料で駆動し、地上を超音速で飛行する際にソニックブームによる影響が及ばないかなど、各種要件を共同で評価します。
アエリオンは超音速の次世代交通輸送ネットワークの実現に、スピードと地球の環境に優しいカーボンニュートラルを両立し、幅広いエコシステムを構築する必要性があるとコメントしています。