大分空港海上アクセス「ホバークラフト」復活に向け、運航事業者を募集

大分空港海上アクセス「ホバークラフト」復活に向け、運航事業者を募集

大分県は、大分市中心部と大分空港を結ぶ海上交通を利用したアクセス手段「ホバークラフト」を復活させる、今後のスケジュールを発表しました。2023年以降の運航開始を目指し、2020年7月から運航事業者を募集、2021年3月から発着地の設計・整備を開始、同年4月から船舶の設計・建造に着手する計画です。

ホバークラフトの利用者数は、年間30万人台から40万人台を見込んでおり、国内外の観光利用も取り込みます。定員は80名程度、運航時間はおおむね6時から22時まで、航空利用者の利便性に配慮した便数の運航を予定しています。

2009年までのホーバークラフト運航時より遮音壁を延長するほか、ホーバークラフトの発生音や水しぶきの抑制を図り、バリアフリー対策も施す方針です。また、国内外の航空路線やLCCの誘致に努めるとともに、航路定着のための周知啓発に取り組みます。

これらを踏まえ、県は、安定した事業の運営とともに、柔軟な発想や創意工夫を活かした利用者利便性に資するサービスを提供できる運航事業者を求めるため、公募型プロポーザルを実施します。実施要領等に関する説明会は7月17日(金)に開催される予定で、参加表明書の提出は9月11日(金)17時必着、事業提案書の提出は10月9日(金)17時必着となっています。

期日: 2020/07/10 〜 2020/10/09
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