ラタム・エアラインズ・グループ(LATAM)のラタム・エアラインズ・ブラジル、ラタム・カーゴ・ブラジルは2020年7月9日(木)、アメリカでチャプター11を申請し、経営状態の再建を目指します。
ラタム・エアラインズ・グループ(LATAM)のうち、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が世界の航空業界に直撃する5月にチャプター11を申請したグループに入っておらず、このうちブラジルがラタム・エアラインズ・グループ(LATAM)の再建に加わりました。
LATAMグループの航空会社は旅客、貨物運航を継続しており、新たに裁判所の下での再建に加わったラタム・エアラインズ・ブラジル、ラタム・カーゴ・ブラジルもチリ、ペルー、コロンビア、エクアドルの企業と同じく予定するフライトは運航を継続します。予約やマイレージ・プログラムのLATAM Passに影響はありません。
また、ブラジルで新たに申請した企業グループは、ブラジル経済社会開発銀行(BNDES)との融資交渉を継続し、資金の確保にも務めます。今回の申請はブラジル政府の支援が得られなかったことから、チャプター11での再建を決めたものです。