「エイビーロードエアライン満足度調査2020」が2020年7月13日(月)発表され、総合満足度で全日空(ANA)が2年ぶり3回目、日本航空(JAL)が3年ぶり2回目の同率1位を獲得しました。リクルートライフスタイルの海外旅行に関する調査研究機関「エイビーロード・リサーチ・センター」がこの調査を実施しています。
2019年に渡航した18歳以上の男女計8,676人を対象とした満足度調査によるもので、前年1位だったシンガポール航空が3位、4位には前年14位だったキャセイパシフィック航空が調査開始以来初めてベスト10入り、5位には前年9位だったKLMオランダ航空がランクインしています。このうち、1位から3位までの航空会社に「不満である」と回答した人は0人でした。
調査の対象となった航空会社は、利用率上位40社までに限定され、日本の航空会社では、ANA、JALのほか、ピーチの計3社でした。格安航空会社(LCC)では総合満足度ランキングの20位にスクートが唯一ランクインし、前年から25位からランクアップしています。
このほか、「航空機の機材、設備」、「客室乗務員の接客サービス」部門では、JALが1位、ANAが2位、「機内飲食サービス」、「機内エンターテインメント」部門では、ANAが1位、JALが2位、また「空港内の航空会社職員の接客サービス」部門では、ANAとJALが2年連続で同率1位と、部門別でも、ANAとJALがそれぞれ3冠を獲得しています。
なお、「コストパフォーマンス」に関しては、1位がティーウェイ航空、2位がカタール航空、3位がスクートで、7位にピーチ、ANAが10位にランクインしています。
■総合ランキンング 1位 ANA 1位 JAL 3位 シンガポール航空 4位 キャセイパシフィック航空 5位 KLMオランダ航空 6位 カタール航空 7位 フィンエアー 8位 ニュージーランド航空 9位 タイ国際航空 9位 ターキッシュ エアラインズ 11位 エミレーツ航空 12位 カンタス航空 13位 ガルーダ・インドネシア航空 13位 エールフランス航空 15位 エバー航空 15位 チャイナ エアライン 15位 ハワイアン航空 18位 アシアナ航空 18位 デルタ航空 20位 スクート 20位 大韓航空