第5世代戦闘機ミッションシミュレーター、オンライン「戦場」で訓練

第5世代戦闘機ミッションシミュレーター、オンライン「戦場」で訓練

ニュース画像 1枚目:各ミッションシミュレーターの接続イメージ
© Lockheed Martin Corporation
各ミッションシミュレーターの接続イメージ

「第5世代」と言えば、アメリカ空軍F-22やF-35の各機種、あるいはロシアのSu-57、中国のJ-20などジェット戦闘機を想像します。現在は、「第5世代」のミッションシミュレーターが登場し、所属する場所に左右されず訓練を積み重ねる新たな時代に突入しています。

ネバダ州ネリス空軍基地のF-35AライトニングⅡのミッションシミュレーターと、8,000キロメートル離れた青森県の三沢基地にあるF-16CMファイティングファルコンのミッションシミュレーターを使い、F-35AとF-16CMのパイロットが同じ「戦場」でトレーニングミッションを実施できます。

このミッションシミュレーターは、最新のオンラインビデオゲームの様に使用します。1施設から4名が参加でき、ネリス空軍基地に配備されたミッションシミュレーター「F-35 DMT」がホストとなり、複数の施設を仮想空間で結び、F-35A、F-22Aラプター、F-16CM、F-15Cイーグル、E-3Cセントリーなど複数の機種が参加したミッションをシミュレートできます。これにより物理的な距離に関係なく、複数の部隊で大規模演習が実施できます。

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