エアバス・ミリタリ、ファンボロー航空ショーで軍関係者に機内を公開

エアバス・ミリタリ、ファンボロー航空ショーで軍関係者に機内を公開

エアバス・ミリタリは2012年7月15日まで開催されたファンボロー航空ショーで、A400M輸送機の機内を軍関係者に公開し、運用の柔軟性と適応性をアピールしました。

ショーに展示されたのは5機ある試作機のうちの1機で、量産型と同じ貨物固定装置を備えています。パラシュート兵用の簡易シートとストレッチャーが装備されている貨物室は、フロアーをフラットにするのも貨物搭載用のローラーを稼働させるのもすばやく転換させることができます。

この転換機能はイラクやアフガンの戦場で学んだことで、急な作戦変更に柔軟に対応するために必要な機能であるとしています。

A400Mはファンボロー航空ショーで連日飛行展示を実施する予定でしたが、ショー直前にエンジン・ギアボックスに問題が生じ、地上展示のみとなっています。

メニューを開く