与論島のコロナウイルス患者、陸自や海保が航空機で患者搬送

与論島のコロナウイルス患者、陸自や海保が航空機で患者搬送

ニュース画像 1枚目:搬送時の様子
© 統合幕僚監部
搬送時の様子

陸上自衛隊那覇駐屯地の第15旅団は2020年7月24日(金)、新型コロナウイルス感染症陽性者の急患空輸の災害派遣要請に対応しました。鹿児島県知事から与論島でクラスターが発生し、患者を島外に空輸する医療搬送に対応しました。海上保安庁も鹿児島本土へコロナ患者を搬送しています。

第15ヘリコプター隊CH-47の1機は、那覇から与論空港に向かい、新型コロナウイルス感染の陽性者10名を乗せ、奄美大島の佐大熊ヘリポートに輸送しました。任務を終え、再び那覇に戻っています。

このほか与論島で発生したクラスターでは海上保安庁も航空機で患者の救急搬送を実施しています。なお、与論町では与論徳洲会病院の看護師をはじめ23人の感染が確認され、懸念されていた離島でのクラスターと医療体制の脆弱さが現実となっています。

与論町はこの事態を受け、与論島への来島や島民の島外への移動について、当分の間は自粛するよう呼びかけています。

メニューを開く