福岡空港、国内線ターミナルビルをオープン 新展望デッキお目見え

福岡空港、国内線ターミナルビルをオープン 新展望デッキお目見え

ニュース画像 1枚目:福岡空港国内線旅客ターミナルビル 展望デッキ
© 福岡国際空港(FIAC)
福岡空港国内線旅客ターミナルビル 展望デッキ

福岡空港は2020年8月7日(金)、国内線旅客ターミナルビルをリニューアルオープンします。今回、展望デッキと商業施設8店舗がオープンし、整備が続く福岡空港で大きな節目を迎えます。リニューアルでは新設される店舗を含め、100店舗以上が揃います。

リニューアル工事は2015年に開始されました。新たな施設の目玉に掲げられた飛行機ファンにも楽しめる場所を目指した4階の展望デッキは、360度を⾒渡せる開けた空間が登場し、「爽快感」を感じられる作りになりました。現在は1本の滑走路で、離発着する全ての航空機を展望デッキから眺められます。

福岡空港はリニューアル中、夜の滑走路見学など幻想的な飛行場を特別な機会を設けて楽しんでもらいました。今後は、特別企画に限らず、普段からデートスポット、イルミネーションスポットとして約650個の照明を楽しめます。

商業施設エリアでは、4階にビアホール「福岡空港ビアマルシェ SORAGAMIAIR(ソラガ・ミエール)」をオープンします。九州熊本⼯場から届けられる⽣ビールを楽しんでもらう店舗で、九州の⾷材を使うメニュー、⼤型ビジョンでの滑⾛路ライブ映像、スポーツ中継が放映されます。この店舗はガラス⼾で開閉ができ、防寒や⾬⾵にも対応し、年中無休、夏だけでなく、冬季も営業します。

福岡空港の国内線エリアは、工事前の2015年以前は第1、第2、第3ターミナルビルがあり、増築を重ねた複雑な構造でした。今回の大改修で、第2ビルの一部と第3ビルの全面改修を経て、国内線ターミナルビルとして生まれ変わりました。地下には地下鉄駅が直結し、天神から12分ほどとアクセスが良く、航空利用客だけでなく、展望デッキと商業施設でも集客を見込んでいます。

今後も2024年度に増設滑走路の供用開始をめざしており、混雑する空港の改修は続きます。すでにヘリコプターの運航機能は、福岡空港(奈多地区)として移設されています。

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