ヴァージン・ギャラクティック、超音速旅客機の初期設計固める

ヴァージン・ギャラクティック、超音速旅客機の初期設計固める

ニュース画像 1枚目:超音速旅客機のデザイン
© Virgin Galactic
超音速旅客機のデザイン

ヴァージン・ギャラクティックは2020年8月3日(月)、開発中の超音速旅客機の初期設計を固めました。これと同時に、ロールス・ロイスと超音速旅客機に搭載するエンジン推進技術の設計と開発で協力するため、拘束力のない覚書(MOU)に署名しました。

超音速旅客機は乗員乗客を9名から19名が搭乗し、高度6万フィート以上(約1万8000メートル)をマッハ3で飛行、顧客のニーズに合わせてキャビンのレイアウトをカスタマイズが可能です。

超音速旅客機のデザインは、顧客のニーズを最優先に、実用的で高い安全性と信頼性、高速移動を実現することを中心に据えています。公開された超音速旅客機のイメージ画像は、かつての超音速旅客機コンコルドを小型化、改良を加えた無尾翼機、いわゆるデルタ翼機が描かれています。

この超音速機は持続可能な航空燃料を使用し、他の旅客機と同じく既存の空港で運用する事を想定しています。

ロールス・ロイスは、世界で唯一の定期便を運航した超音速旅客機コンコルドのエンジン、オリンパス593を開発した実績があります。

期日: 2020/08/03から
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