シンガポール航空は、新型コロナウイルスで支援を必要とする地域への医療用品や人道支援物資の空輸を支援しています。国連世界食糧計画(国連WFP)と連携し、シンガポール航空は臨時チャーター便と貨物スペースを提供し、テマセク財団が運航に係る原価を負担し、支援します。
国連WFPは、世界規模の航空ネットワークを通じ、物資や医療従事者をパンデミック対応の最前線に送っています。すでに159カ国へ800便を超える人道支援に取り組んでいます。今後数週間、さらにジャンボジェット機188機分の物資を輸送する必要があり、限られたリソースで対応が課題となっていました。
シンガポール航空はこれまで、シンガポールへの帰国者に対しチャーター便を運航したほか、貨物部門では医療救援物資、個人用保護具を必要な場所へ空輸しています。グループ全体では、毛布などの物資の寄贈や食事の支援にも取り組んでいます。