元ジェットエアウェイズの777-300ER、機齢12年で解体

元ジェットエアウェイズの777-300ER、機齢12年で解体

ニュース画像 1枚目:777-300ER
© GECAS
777-300ER

元ジェットエアウェイズの777-300ERが解体のため、アメリカ・グリーンウッドの施設にフェリーされました。GEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)が取得したこの機体は、機齢12年で解体され、使用できる各種部品は再使用されます。GECASが管理する777-300ERの中でも比較的若い機齢で、パーツ取りに回されます。

解体される機体は、2008年1月に初飛行した製造番号(msn)「35161」の777-300ERです。インドのジェットエアウェイズで機体記号(レジ)「VT-JEJ」として運用されたのち、ガルフ・エアやタイ国際航空にリースされた経歴があります。エンジンは、GE製のGE90-115Bを搭載しています。

「35161」は旅客機としての役目を終え、GECASの顧客に使用可能な部品が再使用できる状態で提供されます。GECASではすでに777-200の解体を手がけており、これに伴う部品在庫を確保していますが、777-300ERの解体で新たなスペアパーツの在庫を揃え、部品ラインナップの充実を図ります。

メニューを開く