JALグループは、2020年10月25日(日)から2021年3月27日(日)の冬スケジュール国内線の基本計画を決定しました。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う供給調整は、予約動向なども勘案しながら対応します。 羽田政策枠での増便、日本エアコミューターの共同引受を予定通り実施するほか、北海道エアシステムが路線再開が主な動きです。
このうち、「羽田発着枠政策コンテスト」で青森県と共同提案した羽田/三沢線を、1日3往復から4往復便に増便します。コンテストで羽田/三沢線とスカイマークの羽田/下地島線は、総得点はわずか3点と僅差でした。2路線は、2021年3月末から2022年3月末の1年間を再評価のトライアル運航期間とし、この前後にあたる2020年冬スケジュール、2022年夏スケジュールの両期間も暫定で運航できます。このため、JALは冬スケジュールから増便します。
2020年4月に発表した日本エアコミューター(JAC)の運航について、10月25日(日)搭乗分から、JAL、ジェイエア、北海道エアシステム(HAC)と共同引受による運航とし、便名は「JC」から「JL」に予定通り変更します。
北海道エアシステム(HAC)は8年ぶりに、札幌・丘珠/女満別線を就航します。10月27日(火)から、火、水、木の週3便、機材は36席のサーブ340Bを使用します。ジェイエアが新千歳/女満別線を運航しており、HACの再開する路線と合わせ、札幌2地点から道東を結ぶネットワークが拡充されます。
このほか、 札幌・丘珠/三沢線を週7便から週4便、鹿児島発着の種子島、屋久島、沖永良部線で複数便運航のうち1便減便します。