丘珠空港、旅客搭乗橋の新設へ 検討・基本設計で競争入札

丘珠空港、旅客搭乗橋の新設へ 検討・基本設計で競争入札

ニュース画像 1枚目:丘珠空港、防衛省が設置管理、国土交通省管理は赤枠部分
© 札幌市
丘珠空港、防衛省が設置管理、国土交通省管理は赤枠部分

札幌丘珠空港ビルは、2020年8月21日(金)付けで旅客搭乗橋(PBB)の新設計画の検討と、基本設計業務の競争入札について、実施方針を公表しました。札幌市は丘珠空港の利活用に関する検討会議を経て、今後10年の方向性をまとめた報告書を2018年に公表しています。PBBはその中で中期的な施策と示されていました。

2018年の札幌市報告書の通り、PBB整備の目的は、バリアフリー化により利便性を向上させること、高齢者や障がい者の移動を支援し、北海道内の航空ネットワーク拠点として空港やターミナルビル機能を拡充させることです。新設する場所は、自衛隊格納庫側の1番、またはみなみかぜ公園側の3番スポット、いずれが適正かを判断した計画立案が求められています。

さらに現在、丘珠空港を利用する機材だけでなく、将来的に滑走路延長が実現した場合を見据えた検討が求められています。現在の機材はATR-42-600、E170、E175ですが、将来計画を含めた対応機種はDHC-8-400(Q400)、CRJ-700、スペースジェット、737ファミリー、A320ファミリーです。

参加資格を9月7日(月)までに証明した上で、入札書を9月11日(金)正午必着で提出します。業務は2021年2月26日(金)まで、調査資料や計画書などの提出が求められています。

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