アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている第36次水上部隊の交代のため、2020年9月13日(日)、第37次水上部隊として海上自衛隊の護衛艦「ありあけ(DD-109)」が出港します。「ありあけ」は、佐世保基地からアデン湾に向かいます。隊員数は約190名で、海上保安官8名が同乗する予定です。
第36次水上部隊の護衛艦「おおなみ(DD-111)」と交代します。「おおなみ」は4月26日(日)、横須賀基地から隊員約190名、海上保安官8名が同乗し、出港しています。現地ではこれまでスペイン海軍「ヌマンシア(F-83)」と「サンタ・マリア(F-81)」、韓国海軍の駆逐艦「テ・ジョヨン(DDH-977)」、イギリス海軍「アーガイル(F231)」と訓練を実施しています。
「ありあけ」は、むらさめ型護衛艦の9番艦です。基準排水量4,550トン、全長151メートル、全幅17.4メートル、速力30ノット、兵装62口径76mm単装速射砲、CIWS、SSM-1B、VLA SUM、ESSM 短SAM、3連装短魚雷発射管、SH-60JまたはSH-60K哨戒ヘリコプターが搭載されています。