アマゾン(Amazon)は2020年8月末、商用配送サービス「プライムエア」で、ドローン航空運送業者として認可をアメリカ連邦航空局(FAA)から取得しました。
取得したのは、小型プロペラ機による定期便や小型機のチャーター運航を認可する航空規則FAR Part 135です。これにより、アマゾンは、商用配送で試験運航を開始できます。
アマゾンの「プライムエア」は、ドローンを活用し、注文から30分以内に荷物を注文者へ配送する輸送計画です。FAAの認可を取得したことにより、ドローンでの配送サービス実現に一歩近づいた形となります。
2019年6月時点で公表されたデータによると、アマゾンのドローンの航続距離は最大約24キロメートルで、約2.3キログラム未満の荷物を30分以内に輸送できます。
なお、アメリカでは2019年に、UPSとGoogle兄弟会社のWingが既にFAA認可を取得しています。