自衛隊ヘリ、特別警報級の台風10号で鹿児島離島の避難支援

自衛隊ヘリ、特別警報級の台風10号で鹿児島離島の避難支援

ニュース画像 1枚目:陸上自衛隊 CH-47
© 防衛省
陸上自衛隊 CH-47

非常に強い台風10号が2020年9月4日(金)、日本の南にあり、今後は南北の大東島、沖縄、奄美、九州や西日本地域に進み、大きな影響が予想されています。これを受け、鹿児島県知事は、北熊本の第8師団長に対し、台風10号の接近に伴う住民避難のため災害派遣を要請しました。これを受け、陸海空の3自衛隊がヘリコプターを派遣し、対応にあたっています。

鹿児島県十島村の口之島、中之島、平島、諏訪瀬島、悪石島、小宝島、宝島の7つの離島に在住する高齢者、乳幼児、妊婦の計201名が避難します。自衛隊は、離島から鹿児島市内まで空輸します。

対応する航空機は、陸上自衛隊の高遊原駐屯地に所在する西部方面航空隊のCH-47が4機、UH-60が2機、海上自衛隊の鹿屋航空基地に所在する第1航空群のUH-60が2機、航空自衛隊の春日ヘリコプター空輸隊CH-47の1機、計9機です。

気象庁は、台風10号は特別警報級の規模に発達すると予想しており、広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあり、人命にも関わる事態として早い段階から対応や備えを呼びかけています。

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