エミレーツ航空は2020年9月7日(月)時点で、新型コロナウイルス関連の航空券キャンセルに対応し、50億UAEディルハム(約1,490億円)を返金したと発表しました。膨大な量の返金処理を着実に進めています。
エミレーツ航空がパンデミック前に処理していた返金件数は1カ月間に平均3万5,000件程度でした。しかし、コロナに伴うキャンセルで申請数が増大し、この4倍以上となる月間15万件の返金を処理できるよう、4月に返金処理手順を見直していました。
3月以降、6月末までに申請されたキャンセル分を含め、これまでの返金は全体の9割にあたる140万件以上にのぼります。エミレーツ航空は処理能力を強化するため、追加リソースを投入するなど、対応に注力しています。