PDエアロスペース、下地島空港で宇宙港事業

PDエアロスペース、下地島空港で宇宙港事業

ニュース画像 1枚目:宇宙機用ハンガー イメージ
© PDエアロスペース
宇宙機用ハンガー イメージ

PDエアロスペースと沖縄県は2020年9月10日(木)、下地島空港を活用した宇宙港の展開で基本合意しました。沖縄県が2017年に公募した「下地島空港及び周辺用地の利活用事業提案」に対し、有人宇宙旅行の実現を目指し、機体開発と共に宇宙港の整備に取り組みます。

今後、開発を進めている宇宙飛行機の飛行試験を下地島空港で実施するだけでなく、(1)宇宙機用ハンガーを用いたテナント事業、(2)宇宙旅行に対応する訓練事業、(3)観光事業を展開する計画です。

この事業推進にあたり、PDエアロスペースが中心となり、「下地島宇宙港事業推進コンソーシアム(仮)」を設立します。3事業に関心のある幅広い事業者と連携しつつ、沖縄県や宮古島市とも協力し、段階的に展開します。

下地島空港は、3,000メートル(m)の滑走路1本、高度な航空管制機能を備え、南北には訓練空域もあります。東アジアに地理的に近いことからグローバルな客層へ訴求する優位性があり、PDエアロスペースは宇宙港の整備に乗り出す高いポテンシャルを評価しています。

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