ボーイング、737-800BCFを2機受注 改修ライン増設

ボーイング、737-800BCFを2機受注 改修ライン増設

ニュース画像 1枚目:737-800BCF
© Boeing
737-800BCF

ボーイングは2020年9月20日(日)、737-800ボーイング・コンバーテッド・フレータ(BCF)を2機受注しました。顧客名は非公表です。ボーイングはこの受注を受け、中国・広州に貨物機改修の作業に対応する製造ラインを開設し、市場からの強い需要に対応します。737-800BCFは、これまでに134機の受注とコミットメントを獲得しています。

737-800BCFは、737NGシリーズをベースにしています。737貨物機の主流となる737-400ベースなどの貨物機と比較し、新たな技術を採用しており、低燃費で信頼性が高い機材として市場に売り込んでいます。主な用途は、国内線、短距離路線でエクスプレス輸送に使用される想定で、最大23.9トンを積載でき、航続距離は最大3,750キロメートルです。

広州の新たな737-800BCF製造ラインは、2021年初頭、広州エアクラフト・メンテナンス・エンジニアリング(GAMECO)施設に開設されます。

なお、ボーイングはシンガポールのSTエンジニアリング施設に2020年後半、ワイドボディ機767-300BCF向け貨物機改修ラインの2本目を増設し、世界的に高まる貨物需要に対応します。

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