JAL、ドローン医療物流事業へ進出めざす

JAL、ドローン医療物流事業へ進出めざす

ニュース画像 1枚目:ドローン「M2」
© JAL / Matternet, Inc
ドローン「M2」

日本航空(JAL)は、ドローンを活用した商用飛行サービスを提供するアメリカのMatternetと業務提携しました。ドローンによる医療物資輸送分野への進出を目ざし、市場調査を経て、JALはドローン医療物資輸送の事業化をめざします。

Matternetは、自社開発の自律飛行が可能な運航システムとドローン「M2」で検体や医薬品などの輸送事業をスイスとアメリカで展開しています。この2カ国で計1万回超の商用飛行の実績があります。

ドローンは、小口配送の増加やドライバー不足、新型コロナウイルス拡大に伴う「新しい生活様式」への対応など、様々な課題を抱える物流業界で、新たな配送手段として期待されています。

今回、両社の提携により、迅速な配送が求められる医薬品や検体、血液製剤などの物流に関して、日本で様々な調査を行い、賛同企業に参加・協力を依頼し、JALは物流課題の解決と持続可能な事業構築をめざす方針です。

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