シンガポール航空は2020年10月下旬から、シンガポール在住者が楽しめる企画「Discover Your Singapore Airlines」を実施します。A380での機内ディナー、トレーニング施設の見学ツアー、機内食を自宅で楽しめる3プランが用意されています。
A380の機内で特別メニューを楽しむ「レストランA380＠チャンギ」は、シンガポールの著名シェフ、シャーメイ・リーさんが特別考案した最高峰のプラナカン料理を味わえます。場所はシンガポール・チャンギ国際空港で、開催日は10月24日(土)と10月25日(日)の2日間です。
シンガポール航空のトレーニング施設の舞台裏を見学できる「Inside Singapore Airlines」は、学校の長期休暇に合わせ、11月の週末に計4日間開催します。シンガポール航空の歴史を学び、パイロットや客室乗務員との交流、客室乗務員の制服を着用して仕事体験などを楽しめます。大人向けには、機内で提供されるプレミアムワインの試飲、客室乗務員として身だしなみを整えるグルーミングワークショップ、子ども向けにバルーンアートなど、家族で楽しめる企画です。
機内食を自宅で楽しめる「SIA@ホーム」は、シンガポール航空が就航する東京、シドニー、ニューデリー、パリをテーマとしたファーストクラスおよびビジネスクラスのメニューを堪能できます。このメニューには、京都の老舗料亭「菊乃井」の三代目主人・村田吉弘シェフが監修した料理も含まれています。
当初、シンガポールは新型コロナウイルスによる経済的打撃を少しでも緩和する施策として遊覧飛行「どこにも行かないフライト(flights to nowhere)」も検討していました。しかし、環境面や顧客の関心などを考慮し、地上で楽しめるプランの提供で、コロナ禍で空を飛べなくてもわくわく感をシンガポール航空ファンに提供します。