英ヴァージン、乗務員向けコロナ検査を試験導入

ヴァージン・アトランティック航空は、ロンドン・ヒースロー空港で客室乗務員とパイロットを対象に乗務前の新型コロナウイルス検査を試験導入し、感染拡大予防に取り組んでいます。イギリスの航空会社として、乗務前のウイルス検査を実施するのはヴァージン・アトランティック航空が初めてです。

綿棒を使用して検体を採取し、30分以内に結果が判明する迅速検査で、9月30日(水)から、上海、香港線の乗務員に試験的に実施されています。10月後半にはバルバドス線を含む一部路線に拡大し、さらに全乗務員が月に1度以上に検査する体制を整えます。

ヴァージン・アトランティック航空はコロナ予防策として、病院で使用する医薬品と同等の消毒剤で機内を除菌しているほか、医療用マスクや手指消毒剤の入ったキットを搭乗者に配布しています。今回、乗務員向け乗務前検査を導入することで、予防体制を高めます。