かが・いかづち、アメリカ海軍と南シナ海で戦術訓練

かが・いかづち、アメリカ海軍と南シナ海で戦術訓練

ニュース画像 1枚目:訓練を実施した4隻
© 海上自衛隊
訓練を実施した4隻

海上自衛隊のインド太平洋方面派遣訓練部隊とアメリカ海軍は2020年10月12日(月)、南シナ海で日米共同訓練を実施しました。訓練を実施したのは、海自が護衛艦「かが(DDH-184)」と「いかづち(DD-107)」、アメリカ海軍はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン(DDG-56)」と補給艦「ティピカヌー(T-AO-199)」とその搭載航空機です。アメリカ側は、1775年10月13日のアメリカ海軍創設245周年と重なる時に、地域の安定、自由で開かれたインド太平洋を体現する日常的な活動ができたことを歓迎しています。

実施した項目は、海上での補給や通信・データリンク訓練を含む統合的な海上作戦を含む戦術訓練でした。訓練中は終始、連携した運用・訓練が行われ、統合作戦を通じて関係を強化し、あらゆる状況に対応できる準備と能力を向上させました。

訓練では、新型コロナウイルス感染症への必要な対策も実施されています。「かが」と「いかづち」は9月7日(月)に出港後、洋上で緊急着艦、立入検査・不測事態対処、対潜戦訓練などや、オーストラリア海軍、スリランカ海軍、インド海軍、インドネシア海軍との共同訓練を重ねています。

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