珠海エアショー、2020年11月は正式に中止

珠海エアショー、2020年11月は正式に中止

ニュース画像 1枚目:中国空軍「八一飛行隊」による編隊飛行
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中国空軍「八一飛行隊」による編隊飛行

珠海エアショーの主催者は2020年10月13日(火)、2020年のエアショーの中止を正式に発表しました。一度は中止が報道されたものの、それを撤回し、今回はエアショーウェブサイトで中国語、英語共に中止を告知しました。

「珠海エアショー(中国国际航空航天博览会)」は2年に1度、珠海三灶空港とその隣接する展示会場で開催されています。2020年は第13回で、計画では11月10日(火)から11月15日(日)に開かれる予定でした。 現時点では、今後の開催日程は発表されていません。今回の中止は、新型コロナウイルスに伴う対応で、「近く開催されるだろう」と記しています。

「珠海エアショー」は中国航空工業集団(AVIC)、中国商用飛機など中国で主力の航空機メーカーをはじめ、航空・宇宙産業を手がける中国航天科技集団(CASC)など、航空から宇宙まで幅広い企業が参加しています。出展する国も、中国だけでなくロシア、ウクライナ、フランス、チェコ、アメリカ、カナダ、韓国などが参加しています。航空機の種類は民間商用機、ジェネラル・アビエーション、無人機、軍用機の固定翼、回転翼と幅広い航空産業が参加する展示会です。

エアショーでは、中国空軍のアクロバット・チームでJ-10を使用する八一飛行隊をはじめ、ロシア空軍のアクロバット・チーム、パキスタン空軍の戦闘機など各国のアクロバット・チームや空軍が参加し、展示飛行が披露されています。

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