2021年国際航空宇宙展は中止、次回は自衛隊70周年の2024年

2021年国際航空宇宙展は中止、次回は自衛隊70周年の2024年

ニュース画像 1枚目:2021年 国際航空宇宙展
© 日本航空宇宙工業会
2021年 国際航空宇宙展

日本航空宇宙工業会(SJAC)は2020年10月8日(木)、「2021年 国際航空宇宙展(JA2021)」の中止を決定しました。次回の国際航空宇宙展は、自衛隊創設70周年の2024年にあわせ、東京で開催します。

2021年の国際航空宇宙展は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会が1年延期されたことを受け、利用する予定の東京ビッグサイトが使用できなくなったことを受け、開催延期を決めていました。

2021年の中止は、延期決定後も新型コロナウイルス感染症が収束するめどが無く、国際的な人の移動制限が続き、状況が不透明なため、準備期間を考慮しても2022年でも開催できる状況にないとの判断で、中止が決まりました。

第16回となる次回の国際航空宇宙展は、自衛隊創設70周年の2024年にあわせ、東京を会場とし、秋ごろの開催で準備を進めます。SJACは、節目の年にあわせた開催で、展示会の日程、企画など詳細は今後検討し、関係機関と調整を進めながら日本で最大、かつアジアでも最大級の航空・宇宙・防衛に関する総合的な展示会に向け、企画を進めます。

国際航空宇宙展は、1966年に開催された「東京航空宇宙ショー」に端を発し、最近は4年おきに開催されています。ボーイングやエアバスをはじめ、政府が武器や関連技術の輸出や共同開発を認める防衛装備移転三原則を受け、防衛関連企業も積極的に出展する流れになり、航空・宇宙・防衛の幅広い企業が参加した展示会です。過去には、入間、岐阜、小牧基地での開催や、中部国際空港(セントレア)でエアショーも合わせて開催されたこともあります。

メニューを開く