成田空港、千葉市の石油ターミナルで燃料漏洩を想定した海上防災訓練

成田空港、千葉市の石油ターミナルで燃料漏洩を想定した海上防災訓練

ニュース画像 1枚目:陸上・海上からの一斉放水
© 成田国際空港
陸上・海上からの一斉放水

成田国際空港(NAA)は2020年10月21日(水)、千葉市美浜区のNAA千葉港頭石油ターミナルで、海上での航空燃料漏洩事故を想定した消防訓練「第31回海上防災訓練」を実施します。実施時間は13時30分から15時で、荒天の場合は10月23日(金)に延期します。

この総合訓練は、年1度開催されています。漏洩場所から制御室への緊急連絡、関係機関への緊急通報、自衛消防隊出動、応急措置、現場指揮本部と調整本部の設置・運用、船艇出動と広報伝達、流出油拡散放水と回収、海上転落者の救助と負傷者救護、船艇の緊急離桟に加え、火災発生に伴う陸上・海上からの一斉放水を行います。

訓練には、成田空港の自衛消防隊の構成企業のほか、千葉海上保安部、千葉市消防局、千葉県警察本部、千葉市新港地区共同防災隊など10機関から約100名、船艇6隻、消防車5台、救急車1台が参加する予定です。

今回の訓練は、新型コロナウィルス感染下の実災害を想定した総合訓練で、訓練参加者がマスク着用など基本的な感染防止対策を行うと同時に、密接や多人数の密集とならないように実施します。負傷者や海上転落者にはダミー人形を使用するほか、訓練後の講評時に総員集合は行いません。

期日: 2020/10/21
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