ロナルド・レーガン空母打撃群(CSG)は2020年10月15日(木)、2020年に入り3度目となる南シナ海への展開を開始しました。このCSGは、空母「ロナルド・レーガン(CVN-76)」と搭載する第5空母航空団(CVW-5)、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「アンティータム(CG-54)」、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「ハルゼー(DDG-97)」、イージス駆逐艦「ジョンS.マケイン(DDG-56)」で構成されています。
南シナ海では、固定翼機や回転翼機による飛行作戦、海上攻撃演習、陸上部隊と航空部隊との連携戦術訓練など、海上安全保障訓練を実施します。レーガンCSGは地域の同盟国、パートナーとの安全保障協定を遵守し、地域での有事に迅速に対応するため、前方展開が可能な海軍部隊の能力を最大限に発揮する体制を整えています。
2020年のパトロール期間、CVN-76と共に行動する部隊は、同盟国やパートナーの海軍部隊と統合訓練を重ねています。これまで防空、対潜戦、海上攻撃などの演習を通じ、高度な戦闘準備体制を整えてきました。最近はインド洋での活動と、マラッカ海峡を2度通過し、インド太平洋全域での多国籍演習を実施しています。
■CVW-5所属飛行隊 ・第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102) ダイヤモンドバックス F/A-18F ・第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27) ロイヤルメイセス F/A-18E ・第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115) イーグルス F/A-18E ・第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195) ダムバスターズ F/A-18E ・第141電子攻撃飛行隊(VAQ-141) シャドウホークス EA-18G ・第125早期警戒飛行隊(VAW-125) タイガーテイルズ E-2D ・第30艦隊支援飛行隊(VRC-30) プロバイダーズ 第5分遣隊 C-2 ・第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77) セイバーホークス MH-60R ・第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-12) ゴールデンファルコンズ MH-60S