SAS、初のA321LRを導入

SAS、初のA321LRを導入

ニュース画像 1枚目:スカンジナビア航空 A321LR
© AIRBUS
スカンジナビア航空 A321LR

スカンジナビア航空(SAS)は2020年10月15日(木)、初のA321-200LRを受領しました。機体記号(レジ)「SE-DMO」として登録され、愛称はバイキング時代に王に次ぐ地位である「伯爵」などを意味する「ヤール」を含む「ヤール・バイキング(Jarl Viking)」と命名されました。

エアバスのハンブルグ工場からSASの本拠地コペンハーゲンまでのデリバリーフライトでは、持続可能な航空燃料を10%混合したジェット燃料が使用されました。二酸化炭素排出量削減の取り組みとして、SAS、エアバス共に航空業界の脱炭素化を目ざした活動を積み重ねています。

A321LRは、A321neoファミリーで、標準的なA321neoより航続距離が長く、ボーイング757と比べ燃料30%節約、騒音を50%近く削減したとエアバスは説明しています。航続距離は7,400キロメートル(km)で、中・長距離の新路線や新たなデスティネーションにも投入でき、需要の変化に対応できる柔軟性が高い機材です。SASのA321LRは、ビジネス22席、足元が広いSAS Plusが12席、SAS Goが123席の計157席仕様です。

SASが導入したA321LRは、エア・リース・コーポレーションとのリース契約で導入した機材で、契約した3機のうち、残る2機は2021年に引き渡しされる予定です。

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