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ローマ/ミラノ間の一部フライトで無料のコロナ検査を実施
アリタリア航空は2020年9月から、ローマ/ミラノ・リナー線の一部便を対象に、無料の新型コロナウイルス検査を試験導入しています。検査で陰性が証明された旅行者のみが搭乗できるフライトとなり、安心して搭乗できる環境を提供します。
対象便は、デイリーで運航されているローマ発13時30分のAZ2038便、ミラノ発10時のAZ2039便、また、月曜から金曜の平日のみ運航のローマ発17時30分発のAZ2092便、ミラノ発17時のAZ2061便の計4便です。
空港で受けられる抗原検査は30分で結果が通知されます。万が一陽性の場合は、その場でより精度の高いPCR検査を受けることになります。
なお、搭乗前に抗原検査やPCR検査による陰性証明書を提示できる搭乗者もこれらのフライトに搭乗できます。無料の検査サービスは、当初10月半ばまでが予定されていましたが、ローマ発は10月31日(土)まで、ミラノ発は11月6日(金)まで、期間が延長されています。
搭乗前のコロナ検査は、国際航空運送協会(IATA)が提唱しているコロナ対策です。感染拡大予防で各国政府が実施している入国時隔離措置は、特に観光を目的とした旅行を非現実的なものとし、世界で1兆8,000億ドルの経済活動が危ぶまれるほか、航空・旅行業界のみならず、潜在的に4,600万人が職を失う可能性があります。
アリタリア航空は、州政府などと協力し、感染リスクのないフライトを運航することにより、飛行機を利用した旅行と経済活動の再開を促したい考えです。
