COMAC、南昌飛行試験センターで初めてARJ21を引き渡し

COMAC、南昌飛行試験センターで初めてARJ21を引き渡し

ニュース画像 1枚目:納入された江西航空ARJ21-700
© COMAC
納入された江西航空ARJ21-700

中国商用飛機(COMAC)は2020年10月30日(金)、南昌瑶湖空港で開催された南昌飛行大会(エアショー)にあわせ、COMAC ARJ21型機を江西航空に引き渡しました。南昌瑶湖飛行場周辺には、航空産業が集積し、COMACは2019年に江西生産飛行試験センターを設け、この施設で初めての航空機納入となりました。江西航空のARJ21は全席エコノミークラスの90席を搭載しており、これが3機目です。江西航空は2021年末までに、ARJ21を5機にまで拡大します。

COMAC江西生産飛行試験センターは、南昌ハイテク産業開発区に指定された地域に設けられています。施設には、完成センター、塗装工場、デリバリーセンター棟、駐機場などが設けられています。主な業務は、ARJ21では内装品の取り付け、塗装、飛行試験の支援、顧客への納入、修理・整備、運航支援、さらにCOMAC C919型機の研究、認証、飛行試験の支援などです。

なお、南昌飛行大会では、ARJ21の納入式典に加え、その展示飛行、さらにC919も展示飛行を実施しました。

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