空自、11月6日にロシアA-50など日本周辺での飛行にスクランブル

空自、11月6日にロシアA-50など日本周辺での飛行にスクランブル

ニュース画像 1枚目:確認されたA-50
© 航空自衛隊
確認されたA-50

航空自衛隊の戦闘機が2020年11月6日(金)、推定を含むロシア機による日本周辺の飛行にスクランブル対応しました。ロシア航空宇宙軍のA-50早期警戒管制機がウラジオストク方面から日本海を南下し、能登半島から佐渡沖付近を周回したのち北上し、利尻・礼文島の沖合を周回し、ロシア方面に戻ったほか、推定ロシア機が8機確認されています。

推定ロシア機とされる機体は、2機ずつ行動し、4派に分かれて行動していました。日本海のみで行動した編隊、日本海から宗谷岬を経てオホーツク海へ向かう編隊、利尻・礼文島から飛来し、オホーツク海へ向かい北方領土付近で方向を変え、ユジノサハリンスク方向へ飛行した編隊などです。

A-50早期警戒管制機は、2019年10月に確認された事案が発表されており、その際にはTu-95MS爆撃機2機が日本海や黄海、東シナ海の国際空域を飛行、さらにSu-35S戦闘機も飛行していました。

また、今回の空自スクランブルと関連性は不明ですが、ロシア国防省はカムチャッカの海軍航空隊が冬の時期にあわせた飛行訓練を開始したことを明らかにしています。

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