ドイツ空軍、ユーロファイター・トランシェ4を38機契約

ドイツ空軍、ユーロファイター・トランシェ4を38機契約

ニュース画像 1枚目:ドイツ空軍 タイフーン
© AIRBUS
ドイツ空軍 タイフーン

エアバスは2020年11月11日(水)、ドイツ空軍向けユーロファイター・タイフーン新型機38機を契約締結しました。最新のトランシェ4にあたる契約で、単座30機、複座8機で、このうち3機はユーロファイター・プログラムのさらなる進化をめざし、搭載機器の試験機となる予定です。

ドイツの新たな発注により、ユーロファイター・タイフーンは2030年までの製造が確保されます。今後は、スペイン、あるいはスイスやフィンランドでの調達も期待されています。

中でもスイスには、トランシェ4で提案されています。このトランシェ4の装備は、最新の電子レーダー、将来性を担保するハードウェアとソフトウェア、高度なマルチロール機能に対応し、2060年以降までの耐用年数が考慮された仕様となっています。

ユーロファイター・プログラムは、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインによる共同の戦闘機開発プロジェクトで、開発当初のメーカーから引き継がれ、現在はBAEシステムズ、エアバス・ミリタリ、レオナルドによる事業となっています。

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