自衛隊のソマリア沖アデン湾の海賊対処、1年継続 航空隊の要員拡充

自衛隊のソマリア沖アデン湾の海賊対処、1年継続 航空隊の要員拡充

ニュース画像 1枚目:派遣海賊対処行動航空隊 イメージ
派遣海賊対処行動航空隊 イメージ

政府は2020年11月10日(火)、自衛隊によるソマリア沖アデン湾での海賊対処行動を継続すると閣議決定しました。これにより、11月20日(水)から2021年11月19日(木)までの1年間、継続されます。

活動体制は、さまざまな事態を想定し、変更を予定しています。2020年4月に派遣海賊対処行動航空隊が使用したP-3Cが帰国途中、エンジン不具合が発生し、那覇到着が遅れる事案が発生しています。こうした事例を踏まえ、海外でのP-3C故障時の自衛隊による自己完結的な対応を安定させるねらいから、空輸隊などの人員数を約90名から約130名に増員します。

さらにジブチ拠点を改修するため、派遣海賊対処行動支援隊の人員数を現在のおよそ110名から約120名に変更します。

ソマリア沖・アデン湾での海賊事案は、国際社会の継続的な取り組みによって発生が低い水準で推移していますが、ソマリア国内の貧困等は未だ解決しておらず、海賊行為に対処が求められる状況に変化はありません。

ソマリア沖・アデン湾は各国の部隊が継続して海賊対処にあたり、日本でも極めて重要な海上交通路のため、航行の安全確保に万全を期し、国際協調主義に基づく積極的平和主義の下、国際社会の平和と安定に引き続き貢献していくことが重要との判断です。

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