ピーチ、国内2路線に抗原検査オプション設定 帰省ピーク前に実験

ピーチ、国内2路線に抗原検査オプション設定 帰省ピーク前に実験

ニュース画像 1枚目:ピーチ イメージ
© AIRBUS
ピーチ イメージ

ピーチは、2020年11月20日(金)から12月19日(土)搭乗分の国内線2路線で、搭乗前に抗原検査を受検する「新型コロナウイルス抗原検査サポートオプション」を開始します。関西空港発宮崎、奄美行き2路線で実施する実証事業で、自己負担額3,000円で抗原検査を受けられます。受検で、感染拡大を防ぎつつ、安心して帰省できる環境づくりにつなげます。

現在、「GoToトラベルキャンペーン」で国内レジャー需要は、回復傾向にあります。一方で年末年始の帰省は、自らが感染拡大の契機になる不安が拭えず、回復が鈍い状況です。ピーチのアンケートでも、安全確保がなければ帰省を見合わせるという意向が7割にのぼることが確認されています。

こうした利用者の気持ちを汲み取り、ピーチは本格的な帰省時期に入る年末年始を前に、帰省需要が高いものの航空以外の代替交通手段が少ない路線を選び、抗原検査の実証実験を行います。また、検査にとどまらず、旅行中の感染対策に万全を期すことなどを積極的に呼びかける方針です。

実際の検査は、搭乗日の5日前までにクリニックの予約、航空券の予約と抗原検査のオプション申し込みを経て、クリニックで検体を採取してもらいます。陰性の場合は予定通りの便に搭乗できます。陽性の場合、クリニックが電話連絡し、保健所からの指示を受けた個別対応となり、ピーチの予約は日程の変更、またはピーチポイントで払い戻しの対応となります。

抗原検査の受検は、自己負担額が税別3,000円です。関西国際空港全体構想促進協議会、宮崎県、鹿児島県、ピーチが検査費用を負担しています。また、検査は提携する検査会社のエスアールエル、提携クリニックのうつぼ Garden Clinicの協力で実施します。

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