ヴォルガ・ドニエプルAn-124、ノボシビルスク緊急着陸で滑走路逸脱

ヴォルガ・ドニエプルAn-124、ノボシビルスク緊急着陸で滑走路逸脱

ニュース画像 1枚目:ヴォルガ・ドニエプル航空 An-124-100 イメージ
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ヴォルガ・ドニエプル航空 An-124-100 イメージ

ヴォルガ・ドニエプル航空のAn-124-100、機体記号(レジ)「RA-82042」が2020年11月13日(金)、ノボシビルスクのトルマチェヴォ空港に緊急着陸しました。この着陸時、滑走路を逸脱する事故が発生しました。搭乗していた14名の乗務員にけがはありませんでした。

この機材はソウル発ウィーン行きのチャーター便として運航しており、84トンの自動車用スペアパーツを積んだ状態で、ノボシビルスクでテクニカルランディングしました。ウィーンに向けて再び滑走路25から離陸したところ、2番エンジンに不具合が発生したことを受け、機長がノボシビルスクに戻ることを決断し、着陸したところでの事故発生でした。

現地の事故状況の画像によると、機首部分が地面に降り積もった雪に突っ込んでいるように見られ、前脚部分への損傷も懸念されます。ヴォルガ・ドニエプル航空は事故を受け、支援スタッフが向かい、対応に当たっています。

なお、事故原因については、航空当局やノボシビルスク空港とヴォルガ・ドニエプル航空が協力し、徹底的に状況を分析、改善につなげる方針です。

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