フランス空軍の早期警戒管制機(AWACS)E-3Fセントリーが、導入から30年を迎えました。フランス空軍ではE-3Fを4機、第702アヴォール空軍基地に配備しています。
フランスは1970年代からAWACSに関心を示し、1987年2月26日(木)にボーイングと購入契約を結びました。フランス空軍で初めて導入したAWACS、E-3Fは1990年10月10日(水)にル・ブルジェ空港に到着し、フランス製機器との統合作業を実施しました。
最初の機体となったシリアル「201」は1991年5月22日(水)にフランス空軍に納入され、4機目となった「204」は1991年11月20日(水)、第702アヴォール空軍基地に配備されました。E-3Fは配備から29年に渡りフランス空軍にとって欠かせない存在となり、フランスの安全保障を支えています。