スクートは2020年12月末までに、機内で飲食の注文、免税品の購入、機内エンターテインメントなど、旅客が保有する携帯端末からアクセスできる機内ポータル「ScootHub」の運用を段階的に開始しています。
これまで、スクートでは機内食メニュー、免税品カタログなど機内冊子を用意していましたが、デジタルへ移行することで、客室乗務員と旅客の接触を最小限に抑えることができ、機内で安心して過ごす環境を整えます。この機内ポータルの運用開始で、一時的に停止している機内販売など、機内サービスを再開します。
スクートは2021年4月ごろをめどに、「ScootHub」に機内から地上のアクティビティの予約機能を追加します。さらに、シンガポール航空の免税品販売「KrisShop」の商品購入、マイレージ獲得など、機能の追加も予定しています。さらに、2021年半ばまでに日本語の画面も用意します。
新たな機内ポータルを用意することで、機内で紙の使用を削減でき、年間で紙の消費量を156トン以上を削減し、13トン以上の燃料節約、41トン以上の二酸化炭素排出量削減につながると推定されています。
■「ScootHub」の提供内容 ・スクートカフェ:温かい食事・軽食、温か い飲み物、ソフトドリンク、アルコール 飲料など含む飲食アイテムの注文 ・Scootalogue:機内免税品販売用の冊子の 電子版。旅の必需品、化粧品、アクセ サリー、およびスクートの限定商品などを 販売。2021年6月末までに、KrisShop.com 内のすべてのアイテム、配送オプションを 提供 ・What’s on:スクートの機内誌に代わる旅 行・ライフスタイルのコンテンツ。 2021年4月から、機内でアトラクション など旅のパーツ購入にも対応 ・マップ:リアルタイムのフライト状況 ・お客様の声:機内での体験のフィード バック。協力すると飲み物などクーポン券 提供 ・機内サービス:787の場合、ScootHubで座席 電源の購入が可能 ・ゲーム:子ども用パズルなどのゲーム、 冒険ゲーム、頭脳ゲームなど