エア・サンピエール、初のATR-42-600を導入

エア・サンピエール、初のATR-42-600を導入

ニュース画像 1枚目:エア・サンピエール ATR-42-600
© ATR
エア・サンピエール ATR-42-600

フランスの海外準県で、カナダ・ニューファンドランド島近くのサンピエール島を拠点に運航するエア・サンピエールは、初のATR-42-600を導入しました。機体記号(レジ)「F-ORLB」で登録されており、イギリス・グラスゴー、アイスランド・ケプラヴィーク国際空港を経由し、フェリーされています。

エア・サンピエールは、1994年にATR-42-320の「F-OHGL」を導入して運航を開始し、2009年10月に導入したATR-42-500の「F-OFSP」を経て、最新のATR-42-600の導入となります。同社は、ミクロン島、セント・ジョンズ島など周辺の島へのアクセスだけでなく、ハリファックス、モントリオールなど大都市と結び、旅客、貨物輸送を通じて海外県の経済を支えています。新機材の導入により、現在のATR-42-500を更新します。

ATR-600シリーズは、環境性能と経済性に優れ、サンピエール島の強風が吹く環境下での運用も証明されています。ATR-600シリーズは横風45ノットでも離着陸でき、エア・サンピエールは、地域経済に信頼性の高い定期便を運航しています。

なお、横風45ノットは、秒速23.15メートル(m/s)です。秒速20メートルは、何かにつかまっていないと立っていられない強風で、これに耐えて離着陸できる性能です。

メニューを開く