関西国際空港は2020年12月11日(金)から、手荷物カートの紫外線(UVC)除菌と電子タグによる除菌情報発信に関する実証実験を開始しました。新型コロナウイルス感染拡大の予防対策の一環です。
UVC除菌は、岩崎電気のUVC除菌装置を使用します。一度に10台の手荷物カートを除菌でき、除菌時間の短縮と、清掃スタッフの作業が効率化されます。除菌装置は第1ターミナルビル2階のT1オペレーションセンター前に設置されています。
また、手荷物カートに電子タグラベルを設置し、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、対象のカートの除菌日時が表示される仕組みが導入されています。
関西国際空港は今回の実証実験を通して、実証効果と安全・安心情報の見える化「情報トレーサビリティ」を検証します。実証実験は2021年3月31日(水)までの予定です。