政府は新型コロナウイルスが全国的に感染者数が増加する事態を受け、2020年12月28日(月)から2021年1月11日(月)までの期間、全国の「Go Toトラベル」を一時停止します。新型コロナウイルス感染症対策本部で正式に決まりました。航空会社は、年末年始を含む航空券の予約対応について今後、発表するとみられます。
Go Toトラベル事業は、11月24日(火)から北海道・札幌市、大阪府・大阪市の到着分が停止されています。これに加え、12月28日(月)を前に東京・名古屋を目的地とする旅行を一時停止し、年末年始期間は全国でGo Toトラベル事業を停止します。
政府はこの旅行支援事業の停止に加え、飲食店への支援策に加え、イルミネーションなどの自粛なども要請しています。
航空会社ではGo Toトラベルで国内線の旅客需要が戻るきっかけとなりましたが、感染者数の増加で11月下旬から12月にかけて、運航計画の減便が相次いで発表されています。今回の政府の判断で、通常であれば旅客数の多い年末年始は、予約キャンセルが多数発生する可能性があり、すでに発表されている減便に加え、減便が追加される事態が想定されます。