フィンエアー、A350をセール&リースバック契約 キャッシュ確保

フィンエアー、A350をセール&リースバック契約 キャッシュ確保

ニュース画像 1枚目:フィンエアー A350-900
© AIRBUS
フィンエアー A350-900

フィンエアーは2020年12月17日(木)、エアバスA350型機を1機売却し、リースバック契約を締結しました。BBAMアビエーション・サービス・リミテッドがリース契約の履行、管理など各種手続きを担います。このセール&リースバック契約により、フィンエアーは、売却で得たキャッシュを手元に確保できます。

このリースバック契約は、2019年4月に納入されたA350が対象です。A350-900の機体記号(レジ)「OH-LWO」とみられます。売却手続き後、フィンエアーで引き続き運航されるため、リースバックされています。オペレーティングリース期間は12年間です。

この契約によるフィンエアーの2020年第4四半期の経営状況に大きな影響を与えることはありません。ただし、フィンエアーの保有する現金は1億ユーロ超、およそ126.6億円が増加します。

フィンエアーは、エアバスと計19機のA350-900の発注契約を締結しており、そのうち12月18日(金)時点で16機が引き渡しされています。フィンエアーのA350-900はビジネス32席、プレミアムエコノミー42席、エコノミー262席、計336席です。

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