シンガポール航空、アジア初のコロナ・ワクチン輸送 747-400Fで

シンガポール航空、アジア初のコロナ・ワクチン輸送 747-400Fで

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空 747-400F イメージ (narita-rjaaさん撮影)
© FlyTeam narita-rjaaさん
シンガポール航空 747-400F イメージ (narita-rjaaさん撮影)

シンガポール航空は2020年12月21日(月)、ボーイング747-400貨物専用機でファイザー・バイオンテック製の新型コロナウイルス・ワクチンを初めてアジアに輸送しました。ワクチンは、ブリュッセル発シャルジャー経由のシンガポール着SQ7979便に搭載されました。この便は、747-400Fの機体記号(レジ)「9V-SFM」で運航されています。

ワクチンの取り扱いには最新の注意が払われました。ブリュッセル国際空港で貨物機へ搭載される際に優先順位が付けられ、シンガポール・チャンギ国際空港での荷降ろし時に優先的に扱われました。チャンギ空港の地上ハンドリングを手がけるSATSのコールドチェーン施設に輸送され、厳格な温度管理の下で保管、地上輸送に引き継がれました。

このワクチン輸送フライトに先立ち、12月19日(土)にシンガポール航空は同じ路線で輸送試験を実施しました。ワクチンを安全に輸送するため、飛行中もクールボックスの内部温度を追跡・確認し、ドライアイスの昇華速度も測定していました。

メニューを開く