An-124ルスラン、運航を再開

An-124ルスラン、運航を再開

ニュース画像 1枚目:駐機中のAn-124-100
© VOLGA-DNEPR AIRLINES
駐機中のAn-124-100

ヴォルガ・ドニエプル航空は2020年12月29日(火)、An-124-100ルスランを使用した定期便運航を再開しました。

An-124は、機体記号(レジ)「RA-82042」が2020年11月13日(金)、ノボシビルスクのトルマチェヴォ空港へ緊急着陸した事案を受け、11月25日(水)から運航を一時的に停止していました。エンジン制御システムのケーブルが断線したことを受け、緊急点検や確認などが進められていました。

ヴォルガ・ドニエプル航空は運航再開にあたり、アップデートされた最新のガイドラインに準拠する技術的な確認作業を実施しました。この確認作業を個別の機体ごとに実施するため、全機の再開にはまだしばらく時間がかかると見ています。

An-124は主に大型貨物の利用が多く、顧客と交渉しながら、個別に機材の運航再開、使用について協議する方針です。運航を再開した1機目は、レジ「RA-82077」とみられ、12月26日(土)から12月28日(月)にかけて、ライプツィヒ・ハレ空港を出発し、上海・浦東国際空港、モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港、リガ国際空港へ飛行しています。

期日: 2020/12/29から
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