タイタン・エアウェイズ、貨物機に改修されたA321P2Fを受領

タイタン・エアウェイズ、貨物機に改修されたA321P2Fを受領

ニュース画像 1枚目:タイタン・エアウェイズ A321P2F イメージ
© Titan Airways
タイタン・エアウェイズ A321P2F イメージ

タイタン・エアウェイズは2021年1月7日(木)、初めてエアバスA321P2F型機を受領しました。A321P2Fは、A321旅客機を貨物機に改修した機体です。リース会社のBBAMリミテッドが、エアバスとSTアエロスペースによるジョイント・ベンチャーのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)に発注し、タイタン・エアウェイズとのリース契約が締結されています。

A321P2Fは、メインデッキに最大14個、下部デッキに最大10個のコンテナを搭載。航続距離は約4,200キロメートルで、最大ペイロードは27.9メトリックトンです。運用コストを抑え、上部と下部デッキにそれぞれコンテナを搭載できます。すでにカンタス航空の貨物部門、カンタスフレートがこの機種で運航を開始しており、タイタン・エアウェイズは運航する2社目です。

タイタン・エアウェイズが受領したA321P2Fは、機体記号(レジ)「G-POWY」で登録される予定です。デリバリー・フライトは改修作業が進められていたシンガポールのセレター空港から、インドのチェンナイ国際空港、ドバイのアール・マクトゥーム国際空港、エジプトのフルガダ国際空港を経由し、ロンドン・スタンステッド空港に到着しました。

タイタン・エアウェイズはBBAMと3機をリース契約しており、すでに残る2機の改修も進められています。タイタン・エアウェイズは現在、ボーイング737-400貨物機を2機保有していますが、しばらくA321P2Fと併用し、全てエアバス製の貨物機に更新する予定です。

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