日本航空(JAL)をはじめ、日本トランスオーシャン航空(JTA)、日本エアコミューター(JAC)、北海道エアシステム(HAC)などによるJALグループは2021年1月19日(火)、2021年度の国内線基本便数計画を決定しました。路線計画は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、2020年3月末から需要動向にあわせて実施している供給調整を随時、行います。
再開・新規開設では、関西・名古屋(セントレア)発着の宮古線、セントレア/石垣線を季節便で運航し、ゴールデンウィークや夏の需要に対応します。また、札幌・丘珠/奥尻線も夏の期間に季節運航を新たに運航開始します。
増便は、HACが丘珠発着の女満別線を週3便で運航するほか、日本エアコミューター(JAC)が鹿児島発着の屋久島、徳之島、沖永良部線を増便します。
路線に投入する機材は、JALがエアバスA350-900型機の導入を進めます。JALは2019年9月からA350の運航を開始し、2020年度中に9機まで増やす計画です。この機材の導入を進め、快適性に優れ、省燃費・低騒音の環境性能を兼ね備えた新型機へ計画的に更新します。これにより二酸化炭素排出量の削減、環境負荷低減の社会的な取り組みにも貢献します。このほか、グループの新機材導入は、北海道エアシステム(HAC)が2021年度中にATR42-600型機へ機材更新を完了する計画です。