JAL、バンコクへ九州産鮮魚スピード輸送 ジェットスター国内線活用

JAL、バンコクへ九州産鮮魚スピード輸送 ジェットスター国内線活用

ニュース画像 1枚目:福岡空港でのジェットスター イメージ (ktaroさん撮影)
© FlyTeam ktaroさん
福岡空港でのジェットスター イメージ (ktaroさん撮影)

日本航空(JAL)は、福岡発バンコク向け航空貨物の利用促進策として、ジェットスター・ジャパンの国内線定期便を活用します。ジェットスター・ジャパンの福岡発成田着に九州産鮮魚を搭載し、成田でJALの旅客便または旅客機で運航する貨物専用便に載せ替え、バンコクまでスピード輸送します。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大と、その影響により国際旅客便が減便しました。このため、バンコクで日本の食材を販売するJALUX(ジャルックス)の合弁会社「トンロー日本市場」では、羽田空港を経由して輸送していた九州産鮮魚の一部輸送が途絶えていました。

今回の福岡からバンコクまでの輸送の流れは、九州産鮮魚を福岡発7時25分のJJP528便、または10時5分のJJP502便に搭載し、成田空港まで国内貨物として輸送します。成田空港の貨物地区内で検量、検尺、ラベリング、通関手続きなどを経て、成田発18時10分のJAL707便に搭載し、バンコクには同日23時35分に到着する流れです。福岡空港からバンコク・スワンナプーム空港まで同日中に輸送し、九州産鮮魚が翌朝に新鮮さを保ちつつ、バンコクで販売できます。

なお、JALの貨物部門のJALカーゴは2020年8月から、ジェットスター・ジャパンの貨物販売総代理店(GSA)業務を開始しており、成田、関西だけでなく、新千歳、宮崎、那覇線でコンテナを活用した輸送を実施しています。

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