関西3空港、2020年 総発着回数は前年比45%減、旅客数69%減

関西3空港、2020年 総発着回数は前年比45%減、旅客数69%減

ニュース画像 1枚目:関西3空港 暦年旅客数推移
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関西3空港 暦年旅客数推移

関西エアポートは、関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の2020年暦年の利用状況をまとめました。国際線は2月から、国内線は3月から新型コロナウイルス・パンデミックの影響を受け、総発着回数は前年比45%減の205,882回、旅客数は前年比69%減の1,585万人でした。一方、国際線貨物便は、運休・減便による旅客便の貨物スペースの減少により需要が増加し、発着回数は暦歴として過去最高となる22,445回で、前年比60%増を記録しました。

関空では、国際線発着回数は前年比68%減の50,685回、国内線は33%減の32,735回で、全体では60%減の83,420回でした。旅客数は、国際線が86%減の350万人、国内線が56%減の305万人で、総旅客数は79%減の655万人です。

伊丹空港では、国内線発着回数は前年比30%減の96,215回、旅客数は前年比54%減の767万人。神戸空港では国内線発着回数が前年比16%減の26,247回、旅客数は52%減の163万人でした。

なお、12月の利用状況は、3空港の総発着回数が44%減の18,370回、旅客数は75%減の105万人、貨物量は7%減の7.3万トンでした。総旅客数は11月が142万人で前年比67%減でしたが、12月はコロナ感染再拡大を受け、105万人で前年比75%減と、回復は足止めされた状態です。

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