エアアジア・ジャパンの最後の1機、A320「JA01DJ」が離日

エアアジア・ジャパンの最後の1機、A320「JA01DJ」が離日

ニュース画像 1枚目:離日したエアアジア・ジャパンのエアバスA320「JA01DJ」(kimi-niさん撮影)
© FlyTeam kimi-niさん
離日したエアアジア・ジャパンのエアバスA320「JA01DJ」(kimi-niさん撮影)

エアアジア・ジャパン初号機のエアバスA320型機、機体番号(レジ)「JA01DJ」が2021年1月30日(土)、名古屋(セントレア)から那覇経由で離日し、クアラルンプールにフェリーされました。エアアジア・ジャパンはA320を3機保有し、「JA02DJ」が2020年12月8日(火)、「JA03DJ」が2021年1月27日(土)に離日しました。「JA01DJ」の離日により、全ての機材が日本から離れました。

最後に離日した「JA01DJ」は、フランスのトゥールーズ工場で製造され、2015年7月に初飛行。同年10月にエアアジア・ジャパンが受領し、名古屋発着の札幌・新千歳、仙台、福岡、台北・桃園線で運航されました。最後の定期便として運航されたのは2020年8月30日(日)の新千歳発名古屋行きDJ10便でした。

エアアジア・ジャパンは2014年に設立、中部国際空港(セントレア)を拠点空港に、国内、国際線の定期便を運航しました。コロナによる打撃を受け、2020年4月以降全便を運休し、8月から一部便の運航を再開したものの状況が上向かず、10月から再び全便を運休し、全路線を廃止。11月に自己破産を申請しています。

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