プラット・アンド・ホイットニー(P&W)は2021年2月1日(月)、エールフランス-KLMグループとエアバスA220-300型機60機に搭載するギヤードターボファン(GTF)エンジン120基の最終契約を締結したと発表しました。エールフランス-KLMグループは2019年12月にA220-300を60機契約、全てエールフランス航空で運航する計画です。
GTFエンジンは、P&Wと長期包括サービス契約を締結しており、AFI KLM E&Mがエンジンのメンテナンスを手がけます。エールフランスは、GTFエンジンについて騒音や排出ガスを大幅に低減し、燃料費の抑制や運航上のメリットをもたらし、地域社会や地球にやさしいと評価しています。
A220に搭載するエンジンは、PW1000Gシリーズのみです。騒音削減に加え、窒素酸化物(NOx)排出量は国際民間航空機関(ICAO)の航空環境保全委員会が定めたCAEP/6規制を50%下回っています。