復活の音色奏でる「復興空港ピアノ」、仙台空港が震災10年で設置

復活の音色奏でる「復興空港ピアノ」、仙台空港が震災10年で設置

ニュース画像 1枚目:被災当時のピアノ(2011年4月)
© Metisさん
被災当時のピアノ(2011年4月)

仙台国際空港は2021年2月19日(金)から3月12日(金)まで、「震災10年メモリアルプロジェクト」の一環として「復興空港ピアノ」を設置します。東日本大震災で津波をかぶり傷だらけのまま瓦礫に埋もれ、その後半年かけて修復されたグランドピアノです。当時のまま残った傷を通して、震災時の状況を伝えます。

「復興空港ピアノ」は、ストリートピアノとして設置され、誰でも演奏できます。設置場所は、ターミナル1階センタープラザで、利用できる時間は6時30分から21時です。

このピアノは、塩釜市在住のピアノ講師・櫻井由美さんが所有していました。修復後も傷だらけの見た目から、歌手の故西城秀樹さんの名曲「傷だらけのローラ」にちなみ、「ローラ」という愛称が付けられました。

今回、仙台空港で特別に期間限定で設置することに櫻井さんは、「1人でも多くの方に実際のローラの姿を見て、復活の音色を聴いて頂きたい」とコメントしています。

期日: 2021/02/19 〜 2021/03/12
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